肌のターンオーバーと加齢 ― 年齢とともに遅れる肌再生サイクル「松山の美容鍼」ZEROLE鍼灸整体院

2025.10.23

肌は「28日周期で生まれ変わる」とよく言われます。

このサイクルこそが「ターンオーバー(表皮の新陳代謝)」です。

しかし、加齢とともにこのサイクルは確実に遅くなっていき、

シミ・くすみ・乾燥・たるみなど、あらゆる肌トラブルの原因になります。

今回は、肌のターンオーバーと加齢の関係、そして美容鍼による根本ケアについて解説します。


1. ターンオーバーとは何か

ターンオーバーとは、肌の表皮で古い角質が剥がれ、新しい細胞に入れ替わる自然な仕組みです。

基底層で生まれた新しい細胞は有棘層、顆粒層を経て角質層に達し、やがて垢となって剥がれ落ちます。

このプロセスが正常に働くことで、肌は常に新しく健康な状態を保っています。


2. 年齢によるターンオーバーの変化

ターンオーバーの周期は年齢とともに変化します。

20代前半ではおよそ28日周期ですが、30代になると約40日前後、40代では約55日、50代では70日近くかかるという報告もあります。

この遅れによって、

  • 古い角質が溜まりやすくなる

  • 肌のくすみ・ごわつき

  • シミや色素沈着の長期化

  • 保湿力やハリの低下

    といったトラブルが増加します。


3. ターンオーバーが乱れる主な原因

加齢以外にも、ターンオーバーを乱す要因があります。

  • 睡眠不足

  • ストレスや自律神経の乱れ

  • 紫外線ダメージ

  • 肌への摩擦

  • 栄養不足

  • 冷えや血流の悪化

こうした要因はターンオーバーをさらに遅らせ、年齢による衰えを加速させます。


4. ターンオーバーが遅れると何が起こるか

  1. 角質肥厚

    古い角質が溜まり、くすみや化粧ノリの悪さを引き起こします。

  2. 水分保持力の低下

    角質層が硬くなると水分保持が難しくなり、乾燥が進みます。

  3. シミや色素沈着の定着

    メラニンが排出されにくくなり、シミが残りやすくなります。

  4. ハリ・弾力の低下

    コラーゲンやエラスチンの産生が減少し、たるみや小ジワが増えます。


5. 美容鍼でターンオーバーを整える

美容鍼は、肌の表面ではなく真皮層や筋膜に直接刺激を与える施術です。

この刺激によって血流が促進され、細胞への酸素と栄養の供給が活発になります。

さらに、線維芽細胞を刺激することでコラーゲンやエラスチンの生成をサポートし、肌の再生力を高めます。

加齢で遅くなったターンオーバーを整えるためには、外側からの化粧品ケアだけでは不十分です。

肌の「土台」を内側から活性化させる美容鍼が有効な選択肢となります。


6. まとめ

  • ターンオーバーは加齢によって確実に遅れる

  • 古い角質の滞留、乾燥、シミ、くすみ、たるみなどの原因となる

  • 美容鍼は血流と細胞活性を高め、肌の再生サイクルを整えるサポートが可能

ZEROLE鍼灸整体院では、年齢による肌代謝の低下に対して、美容鍼で根本からアプローチしています。

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