自律神経と肌荒れの関係 ― 肌は心と体の“鏡”「 松山の美容鍼」ZEROLE鍼灸整体院

2025.10.14

肌荒れの原因というと、「乾燥」や「紫外線」、「ホルモンバランス」などを思い浮かべる方が多いと思います。

しかし実は、見落とされやすい大きな要因が「自律神経の乱れ」です。

自律神経は血流やホルモン分泌、代謝といった肌のコンディションを左右する働きを担っており、

乱れると肌のトラブルが現れやすくなります。


1. 自律神経とは?

自律神経とは、私たちの意思とは無関係に体のさまざまな機能をコントロールする神経で、

交感神経と副交感神経から成り立っています。

交感神経は活動モード、副交感神経は休息モードを司っています。

この2つのバランスが整っていることで、血流や内臓の働き、ホルモン分泌が正常に保たれます。


2. 自律神経が乱れると肌に何が起こるのか

  1. 血流が悪くなる

    交感神経が優位な状態が続くと、血管が収縮し血流が低下します。

    結果として肌への酸素・栄養の供給が不足し、くすみや乾燥、肌荒れの原因になります。

  2. 皮脂分泌が乱れる

    ホルモン分泌に影響し、皮脂の過剰分泌または分泌不足が起こり、ニキビや吹き出物の原因となります。

  3. ターンオーバーの乱れ

    細胞の再生リズムが乱れ、古い角質が溜まりやすくなり、肌がざらついたり荒れやすくなります。

  4. 免疫機能の低下

    肌のバリア機能が落ち、外的刺激に敏感になります。かゆみや赤みが出やすくなるのもこの時期です。


3. 自律神経が乱れる主な原因

  • 睡眠不足

  • ストレス

  • 季節の変わり目による寒暖差や気圧変化

  • 不規則な生活習慣

  • ホルモンバランスの変化

こうした状態が続くと、肌のコンディションは確実に悪化していきます。


4. 自律神経を整えるためにできること

  • 睡眠リズムを整える(できれば23時前後に就寝)

  • 深呼吸や入浴でリラックスする

  • ストレッチや軽い運動で血流を改善

  • 規則正しい食事

自律神経は「整える」意識が大切です。


5. 美容鍼で自律神経と肌を同時に整える

美容鍼は、肌への刺激を通して自律神経にも作用します。

鍼刺激により副交感神経が優位になると、全身の血流が改善し、睡眠の質も高まります。

さらに、血流が改善することで肌の栄養供給がスムーズになり、ターンオーバーも整いやすくなります。

また、美容鍼は摩擦を与えず真皮層や筋肉に直接アプローチできるため、乾燥・くすみ・ニキビ・小ジワなど

幅広い肌トラブルの改善が期待できます。


6. まとめ

  • 自律神経の乱れは血流・皮脂分泌・ターンオーバー・免疫機能に影響し、肌荒れを引き起こす

  • 睡眠・ストレスケア・生活リズムの改善で整えることが重要

  • 美容鍼は肌と自律神経の両方に働きかけ、根本からの改善をサポートする

ZEROLE鍼灸整体院では、肌の見た目だけでなく、肌を育てる土台である「自律神経の安定」にも着目した施術を行っています。

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